IE9ピン留め
いつかは動物園の檻の外
「ねェ、聞きたいわ!
 あんたたち、他人がなに考えてるか…こわくないの?

 他人が自分をどう見てるか…。
 悪口言われても、傷つけられても平気なの?」

「私はいやよ!
 こわいわ!!
 他人とうまくやるためには、したくない努力もするし、
 他人の動きを見るし、
 他人も私を見てるわ。

 なぜ あんた達は知らんぷりしてふんぞりかえっているのよ?!
 腹立たしいわ」
                        レディ・ローズ
            (『動物園のオリの中』三原 順著 より)


 わたしも嫌です。(-_-;)
悪口 言われてまで、やるべきじゃない事もあるって解ります。
ハイ、他人とうまくやるためには、したくない努力も我慢もします。A^◇^;)

…そりゃあ、4人組だって‘ふんぞり返ってる’つもりはなかったし、言い訳も
あったけれど、でも 聞く耳持たれないだろうから黙ってましたよね。

そして 今じゃ、自分もレディ・ローズと同じ事を言っている。
(-_-;)/(+_+;)\(-_-;) オイオイ
檻があるとそれはそれで安心かも と、思う、大人サイドにいつのまにか
立ってましたねー。
ある意味、他人がどう思おうが 余計なお世話! とも思えるようにもなりましたが。
(爆)
いつかという日’のボーダーライン、越えてから 久しいっす。(; ̄ー ̄川

(追記 予定…もう少し続けるつもりです(汗))
# by billylab | 2012-01-19 18:45 | ●漫画:三原順さん | Comments(0)
放浪狂想曲
 『ボヘミアン・ラプソティー』の内容に触れながら、歌詞を記していなかったので
書いときます。
例によって意訳です、あらかじめ ご了承くださいませ。m(__)m
諸々のフレーズが ちょっと聖書的な言い回しのようなんですが、注釈付けると
解りにくくなるので、口語体のまま通しました。
ボクは異端なんだよ、という前提と、それでも 十字架背負ってやってゆく
みたいに移ろってゆく心象が、たった9分に凝縮されています。
ポピュラー・ソングとしては長いですが、叙事詩的には 相当短い。
でも すんなりまとまっているのは、脱帽というか、圧倒されるばかりです。

こういった構成力も、三原さんに影響を与えたのでは?という気がします。
あと、聖書的な感じとか。



ボヘミアン・ラブソティー(放浪者の狂想曲)

                作詞:フレディ・マーキュリー

夢かうつつか幻か。
ずるずると はまってしまった。
もう逃げ場はない。

さぁ 目を開けて。
顔を上げるんだ。目ン玉ひんむいてしっかり見ろよ。

  ボクは哀れな男だ。でも憐れみはご無用。
  だって のらりくらりとやってきたんだ。
  人生 楽ありゃ苦もあるさ。
  なにがあろうとどこ吹く風よ。
  たいしたことじゃない。
  ボクにとってはね。

 ママ、ボクは人を殺した。
 ヤツの頭に銃口をあてて。
 引き金を引いたら死んじまった。
 ママ、人生これからだって言うのに、
 こんチクショウ。
 ボクは全部 棒に振ってしまったんだ。
 ママ、Wooo...
 悲しませるつもりじゃなかったんだよ。
 明日になってもボクが帰ってこないからって、心配しないで。
 いつも通りにしてくれれば いいんだ。
 まるでなにごともなかったかのように…。

 もう遅い。終わりの時が来た。
 背骨が痺れて疼く。
 この痛みに耐えよと言うのか。
 それでは皆さんさようなら。
 ボクは行かなきゃなりません。
 お別れなんだよ、ボクは真実と向き合う覚悟だ。
 ママ、Wooo...(それでも風は吹く)
 ボクは死にたくない!
 あぁ、いっそ生まれてこなければ良かったんだ。

小人のシルエットが浮かび上がる。
道化よ、道化よ、おどけて踊れ。
落雷、稲妻、ボクを脅かす。

 ガリレオ、ガリレオ
 ガリレオ、ガリレオ
 ガリレオ、フィガロは貴族

 (権威との審判的なやり取りのはじまり...)

 「ボクはただの哀れな男なんです。
  誰にも愛されない」

 「彼は哀れな男だ。
  貧しい生まれの。
  この数奇な運命から彼の命を救ってやれ」

 「のらりくらりと生きてきただけなんです。
  見逃してください」

 「神の御名において…駄目だ! 見逃す訳には行かぬ」

 「見逃してやれ」

 「神の御名において…見逃す訳には行かぬ」

 「見逃してやれ」


 「神の御名において…見逃す訳には行かぬ」

 「見逃してやれ」


 「見逃す訳には行かぬ」

 「見逃してください(お願い)」

 「断じて見逃さぬ」

 「お願いだから見逃してください」

 「お願い、見逃してくれ」Wooo...

 「駄目、駄目、駄目、駄目、駄目、駄目!!」

 おぉ、なんてこった、なんてこった、なんてこった!
 助けてくれ。

 闇の魔王よ、ボクの中の悪魔を追い出してくれ。
 ボクのために、ボクのために、ボクのために!!

 (高揚する音楽が流れ…心の葛藤)


 あぁ 解ったよ、貴様はボクに石の礫を投げようってのか。
 ボクの目につばを吐くつもりだな。
 あぁ そうかい、貴様はボクを見殺しにする気だ。
 それなのに 愛だのなんだのとぬかすんだ!
 おぉ、ベイビー! 本当にそんな仕打ちができるの?
 逃げ出さなくては…今すぐに、ここから逃げ出さなくては!!

 (山あり谷ありの音楽が流れ…)

 オーケー、オーケー、大丈夫。

 (気持ちは振り出しに戻る...)

  たいしたことじゃない。
  誰だってそうさ。
  たいしたことじゃない。
  たいしたことじゃないさ。
  ボクにとってはね。

  いずれにしたって 風は吹くのさ。



Bohemian Rhapsody

Is this the real life ?
Is this just fantasy ?
Caught in a landslide
No escape from reality
Open your eyes
Look up to the skies and see
I'm just a poor boy, I need no sympathy
Because I'm easy come, easy go
A little high, little low
Anyway the wind blows, doesn't really matter to me, to me

Mama, just killed a man
Put a gun against his head
Pulled my trigger, now he's dead
Mama, life had just begun
But now I've gone and thrown it all away
Mama, ooo
Didn't mean to make you cry
If I'm not back again this time tomorrow
Carry on, carry on, as if nothing really matters

Too late, my time has come
Sends shivers down my spine
Body's aching all the time
Goodbye everybody - I've got to go
Gotta leave you all behind and face the truth
Mama, ooo - (anyway the wind blows)
I don't want to die
I sometimes wish I'd never been born at all

I see a little silhouetto of a man
Scaramouch, scaramouch will you do the fandango
Thunderbolt and lightning - very very frightening me
Gallileo, Gallileo,
Gallileo, Gallileo,
Gallileo Figaro - magnifico

But I'm just a poor boy and nobody loves me
He's just a poor boy from a poor family
Spare him his life from this monstrosity
Easy come easy go - will you let me go
Bismillah! No - we will not let you go - let him go
Bismillah! We will not let you go - let him go
Bismillah! We will not let you go - let me go
Will not let you go - let me go (never)
Never let you go - let me go
Never let me go - ooo
No, no, no, no, no, no, no -
Oh mama mia, mama mia, mama mia let me go
Beelzebub has a devil put aside for me
For me
For me

So you think you can stone me and spit in my eye
So you think you can love me and leave me to die
Oh baby - can't do this to me baby
Just gotta get out - just gotta get right outta here

Ooh yeah, ooh yeah
Nothing really matters
Anyone can see
Nothing really matters - nothing really matters to me

Anyway the wind blows...
# by billylab | 2012-01-18 16:30 | ●漫画:三原順さん | Comments(0)
ボヘミアン、自由で気ままな芸術家たち
 『 …ということで、『はみだしっ子』を読んで 引っかかる部分があった時、
  クイーン聞いてみてください。なにか 解るかも知れません 』
…と、書きました、はい。去年の話しですけれど。(汗)

雪山の一件を『「あぁ、そういう設定なんだ」と (爆)』と、片付けたのは、ちょっと
説明不足だったかな〜 と、読み返してみて思ったので、ちょっと補足。
『最終回が思い出深いマンガ』なんて話題が、某SNSで出てしまったのもあり、
(同志の三原チルドレンさんが「『はみだしっ子』以上の最終回を見たことがない」
 って、書かれていたので)
billylabさんの記事、ちょっと 投げやりだったかなという気がしてきまして。A^_^;)

 とはいえ、殺人ありきの設定、という解釈に変更はないンです。
物語ラストの謎(…と、リアルタイムは 言われていました)が、だんだん解凍されて
それに馴染んでゆくと、…あぁ、そうですね。ヘンな話しですが、結局、
結末に納得がいくようになったら、それは、「‘いつか’という日」が来たって
ことなんだな〜。
ズレました、すみません。...... ( 〃..)ノ
え〜と、『ボヘミアン・ラプソティー』に途中、「生まれてこなければよかった
とさえ思う」というセンテンスがあります。
これって、70年代の歌詞に良く出てくるんですが、あの時代には、そういう
夢の持てないムードがありました。
周囲から受け入れて貰えない、または 自分というものを認めて貰えない経験が
繰り返されると、妙な罪悪感とともに、そんな気持ちになると思います。
しかし 犯罪者と思うまで 追い詰めるというのは…、(・Θ・;)~~ウーン…
西欧のキリスト教社会には‘原罪意識’というものがありますが、日本人がそれに
共感したのはなぜ?
いえいえ、もっとシンプルに、戦争で命を落としたたくさんの人を見て、自分は
生きていて良いんだろうか という意識がありましたね。
ぬぐえない罪悪感を主人公が抱える物語、これが、『はみだしっ子』の主軸なんだ と
思います。
『ボヘミアン・ラプソティー』の「ママ、ボクは人を殺してしまった」に、いたく
共鳴し(た 日本人は、少女マンガ家さん以外も たくさんいました)て、結末は、

「大したことじゃない
 みんな知ってる
 いずれにしても 風は吹く」と、収束する。

グレアムにカスタマイズすると、

「君の自戒は、社会全体では大したことじゃない。
 誰もが経験する 成長期の傷あと。
 君が生きようが死のうが、世界は変わらない。
 世界は君が思っているよりもずっと広い」

そんな風な感じかな。
「主人公のこの‘転=殺人’には、こういう‘結=ひと皮剥ける(自立)’が待っている」
そのセオリーにのっとって、『はみだしっ子』も収束したと、わたしは 感じ
ました。
ラストは、
「あちこちぶちあたりながら
 波のまにまに漂う (難破)船」の、
キャプテンがついに下した、古い船を葬る決意表明と 受け取っています。

『「あぁ、そういう設定なんだ」と (爆)』なんて書いて、身も蓋もない文章に
なってしまいましたが…、創作者サイドの目線で 流れを見てネ 、という
本意でございます。((ノ(_ _ ノ)
センシティブなグレアムに重荷を背負わせて、最後は成長させる展開という
あらすじを最初に考えたから、と、書けば良かったかな。
当時は、そりゃ 振り回されましたが、とても俯瞰出来るような大人じゃなかったし
…ってか、リアルに子供だったし、自分。(爆)

 言い遅れましたが、タイトル『ボヘミアン、自由で気ままな芸術家たち』は、
家人が昔やっていた事務所の名前から、です。「どういう意味?」と、聞くと
こういう返事が返ってきました。( ̄ー ̄;
‘ボヘミアン’って、みんな 憧れるのね...。
# by billylab | 2012-01-16 18:14 | ●漫画:三原順さん | Comments(0)
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